すべてのオーナーさんがファーストペンギン。
コトが広がると周りに影響を与えヒトを巻き込むとよく聞きますが、この企画は決して、そういったインフルエンスな反響によって広がったわけではありません。
全員がファーストペンギン。何かよくわからないけど面白そうだからやってみよう。そんな人達ばかりがこの企画に賛同してくれて波は起きました。
くし頌
くし頌の大将は自分のお店だけでなく、ご友人の方の分まで購入し応援いただきました。どこも今飲食店は経営で苦しんでるはずなのに、純粋に企画の意図に共感頂き、協力頂けたのは感謝しかありません。
思い返せばコロナ禍の始まった2020年の春、早いうちからデジタルサービスを活用して新しい取り組みに挑んで、運営されていたのも納得できます。まずやってみる、そんな精神がいつもある方たちだと再認識しました。
ジューススタンド バブルス
初めてこの企画が三軒茶屋を飛び出して行ったのは、青山一丁目に本店を構える「バブルス」さん。インスタで「#南伊豆産柑橘類使って頂けないかな」と、図々しくも絡んだところ「興味あります!」とDMが届いたのです。
SNSはそうしたことが起こる場所、と言われますが、実際勝手に起こるわけではありません。こうした受けての決断力や勇気によって起きるものです。本当にご縁頂けてありがとうございました。
pole pole+(ポレポレ)
三宿池尻という交差点を三軒茶屋方面に進んで、すぐドミノピザが見えるその向かいに「ポレポレ(polepole)」さんはあります。
詳しく言葉で場所を記載したのはお店に行ってほしいと思ったからです。この企画を通じ初めてのお付き合いとなりましたが、好きなお店になりました。
街に馴染むような外観に、それと同じくらい優しい雰囲気の店内、そしてお店の方達でした。撮影の際いろいろ気を使って頂いてとても人柄を感じました。ステキなお店です。おすすめしたいお店です。陽だまりのように優しいお店です。
それに、まさか南伊豆柑橘がケーキとして出会えるとは思ってもいませんでした。人と出会うことは可能性を拡大してくれる、自分ひとりで考えるより遥かに企画の幅が拡大した瞬間を肌で感じました。
野菜肉巻串 居酒屋あんぽんたん
三軒茶屋を超え、東京を超え伊豆を超え、ついに南伊豆柑橘は日本海にたどり着きました。きときと富山の人気の居酒屋「あんぽんたん」さんに三茶散歩は出会います。
見ず知らずの三茶散歩に声をかけてくれたのは、間に信頼をつないでくれた方がいたから。それはマルコ系列の河内オーナーでした。
意図が解像度高く結ばれることで、自分以外にも説明してくれるヒトがいる体験。人が人をつなぐことで、自分が思うよりも遠くの場所につれて行ってくれる感覚。それは頭でわかるのと体験するのとでは全く違うものでした。