こんにちは三茶散歩です
緊急事態宣言の解除と共に、新型コロナウイルスの存在を前提とした『新しい生活様式』仕様の飲食店が続々と誕生するだろうと言われていましたが、先日飲食店への緊急措置として、ある基準の緩和が発表されました。
【道路空間を活用した #新たなビジネスモデルの支援】
— 国土交通省 (@MLIT_JAPAN) June 8, 2020
5日、赤羽大臣は、コロナ下の「新しい生活様式」に対応したビジネスを支援するため、道路占用の緊急措置を発表。
各地のご要望を受け、歩行者等の安全を確保した上で、路上における飲食店のテイクアウトやテラス営業等の許可を緩和するものです。 pic.twitter.com/qTjlskOG7p
#新型コロナウイルス 感染症の影響を受ける飲食店等の皆様を支援するための緊急措置として、歩行者等の安全を確保した上で、路上における飲食店等のテイクアウトやテラス営業等の占用許可基準を緩和しております。
— 新型コロナウイルス感染症対策推進室（内閣官房） (@Kanboukansen) June 14, 2020
詳しくは下記HPをご覧ください。https://t.co/m9Sd8j6mL4
国土交通省が、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける飲食店を支援するための緊急措置として、飲食店の道路上でのテラス営業の占用許可基準を緩和すると発表。つまり国土交通省 が道路占有を緩和策を決定下という内容です。
いくつか条件があります。
- 「新型コロナウイルス感染症対策のための暫定的な営業であること」
- 「 『３密』の回避や『新しい生活様式』の定着に対応すること」
- 「テイクアウト、テラス営業等のための仮設施設の設置であること」
- 「施設付近の清掃等にご協力いただけること」の4点が条件。
またその他の要項としては
- 歩道では交通量が多い場所は3.5ｍ以上、その他の場所は2ｍ以上の歩行空間の確保が必要。
- 申請は、地方公共団体又は関係団体による一括占用となり、個別店舗ごとの申請は不可。
- 今年11月30日まで占有できる。
簡単に言えば飲食店がテラス席営業のハードルかなり低くなった、という感じですね。
もっとも自治体や商店街振興組合などの民間団体が複数の飲食店を取りまとめることが必要で、個別店舗ごとの申請は認めないというルールがあります。この場合は営業ルールを決めたうえで、道路管理者に占用許可を申請すれば良いとのことです。
とはいえ歩道や道路ではなく敷地内であれば即席テラス席を設置することは可能（なところもある）でしょうし、すでにもう三軒茶屋にテラス席のある飲食店はたくさんあります。換気のアピールが居酒屋に賑わいを取り戻す一助なるかもしれません。もちろん節度のある振る舞い前提です。
と言うことで早速三軒茶屋テラス席MAPを作ってみました。
三軒茶屋を中心としたテラス席記事まとめもあります
テラス席は顧客接点のチャンスメイクになる。
これによってこれまではなかったお店の軒先にテラス席が生まれる可能性がありますね。街にいつもと異なる風景を見かけるようになるかもしれませんので、訪れるのが楽しみになります。ですが一部では「感染拡大の可能性」や「近隣の住居に迷惑がかかるのでは」という声も生まれていますから、お店はもちろん、お客側としてお店を訪れる際は倫理観を持ってマナーを守りながら外飲みを楽しむ心構えは必要だと思います。
一方で訪れる側はお店にお客さんがいることを目視できるため、お店側はお客の誘引に繋がり顧客接点の機会増になりそうな気がします。テラス席希望のお客さんに対して席が埋まってしまっていた場合、次回来店の際に利用できるクーポンを提供してみたりするのが良いでしょう（クーポンより対応できるとこに人柄が出るっていう意味です）。また「テラス席の空席情報」をインスタ投稿やStoriesで伝えるなど情報鮮度の高い告知方法もありだと思います。
テラス席を設けるほどのスペースはないよーという店舗でも、テイクアウトカウンターのブース設置なら可能かもしれません。ドミノピザや、サイゼリヤ、すかいらーくなどいまやテイクアウトは今後飲食店の収益事業として捉えなければいけない時代に変わりつつありますし、イートインとテイクアウトの両軸で収益を図っていけば生活の中にとけこんだお店として価値の高い存在になれると思います。
LTVの向上ってやつですね。
らいふ
たいむ
ばりゅぅー
、外で食べる食事はなんでも美味しさが増すものです。さながら都会でキャンプのような気持ちにさせてくれるテラス席は、お酒もすすみ楽しい時間になります。限られた少ないテラス席だからこそ、街や商店街全体で取り組めば競争率を高めて奪い合いにする心理を作り、「行きたい」という価値作りに繋がります。是非テラス席を機会醸成につなげて見てはいかがでしょうか？
各方面、都市でもテラス席の基準緩和は話題に
— 岡山まる子 (@lapicco36) June 13, 2020
コロナ禍を頑張る飲食店等の方々へ、テイクアウトやテラス営業をする路上利用の道路占用許可基準が緩和されます。
— 東京都「協力金」の申請を無報酬でお手伝い (@FLISCOjamDesign) June 10, 2020
これは、いい取り組みですね。
路面店の並ぶ通りなど、地方公共団体が一括して占用許可を申請する感じになりそうです。https://t.co/H0nrJfn1K1
感染拡大予防のため、テラスやテイクアウトでの営業がしやすいよう、道路占用許可の基準が１１月まで緩和され、占用料についても清掃や除草など維持管理に協力した場合は無料になります。
— 山本幸三（衆議院議員） (@yamamotogiin) June 8, 2020
※なお、こちらの申請は個別の店ごとではなく、自治体や地域住民等からなる協議会などの団体から受付けます。 pic.twitter.com/C9aWK6sehM
国土交通省は6月5日から11月30日まで、飲食店などのテイクアウト、テラス営業のための路上利用について、規制を緩和しています。今年の夏はテラス席を設けるレストランが増えるかも知れませんhttps://t.co/Kcp9jkMjMv
— 明 治 通 り グ ル ー プ (@Meijidori_Group) June 9, 2020
テラス営業の基準、１１月末まで緩和 福山市の提案実る、道路占用料免除 https://t.co/cTxZCam6Kj
— 中国新聞 (@ChugokuShimbun) June 11, 2020
