こんにちは、三茶散歩です。
今のところ世の中はまだ、生活する人々がそれぞれの行動を選択することを求められています。学校休校はGWまで延長となり、勤務する会社では在宅勤務という働き方を強く推奨されていることかと思います。
また、私生活では商業施設の営業自粛や、公園の休止が感染拡大防止のために行われ、都から平日・週末と外出の自粛が都民に求められるようになりました。こうした様々な「普段できていた事」ができなくなって日常に急に制限が生まれたことで、私をはじめ多くの方が様々な不安を抱えていると思います。
トレタを導入してくださってる飲食店さまの予約データ。直近では昨年比50%という深刻な状況。その他、施設運営事業者の大半は恐らくこの様な状況だと思われる。長期戦なのは明白な中、行政から少しでも安心に繋がるメッセージを発してほしい。現状不透明すぎる。
— Shunpei Koutake | トレタPMM🏊♂️🚴♂️🏃♂️ (@shumpeei) March 31, 2020
CEOのFBhttps://t.co/0Y5jFEwoD1 pic.twitter.com/4GiftlyUPz
こんな中、飲食店さんにおいては(も)日々客足状況が刻一刻と深刻化しています。三茶散歩も普段お世話になっている飲食店さんをできるだけ応援したいと考え、当初は今こそ普段楽しく時間を過ごしたお店を訪れるべきタイミング!だと思っていました。
普段訪れているあのお店を応援したい!でも今行くべきなのか?
Hydeさん「『自分は大丈夫』とか『今更遅い』と言う人…この人達が僕らの大切な人を感染させるなら無知では済まされない。彼らの罪は重い。」https://t.co/PZHQkCIB9q
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) March 30, 2020
地球人が大変なことに直面している。
— 松本人志 (@matsu_bouzu) April 4, 2020
外でワイワイしているのは宇宙人か?
ただ少し考えさせられることもありました。
外に出ては行けないことで、外に出ることの豊さが今まで以上に感じられたのは確かです。が、一方でこの状況下での来店が、実はお店にご迷惑をかける原因になると考えられないだろうか。自分は大丈夫と思っていたことが「まさか自分が」ということになり得て、お店を訪れることが応援どころか、営業に迷惑かけることも十分考えられるのではないかと思ったのです。
このままではお店に行けない。でもそうするとお店を応援できない。でもでも今日も飲食店は補償のないまま自粛要請を迫られ、このまま営業を続けるべきかどうかと日々悩み続けている。
「お店に行かずに、お店を応援できる方法はないだろうか?」
それもただの寄付ではなく、クラウドファンディングのように自分にもリターンがある方法。その方法があれば、きっと多くのお客さんが応援できるし、オーナーさん達も立ち上がりやすいはず。でも一体どんなリターンが我々に設定できるのちょっと見当がつかない、、、。
と悩んでいたその時、タイミングよくひとつの情報に出会いました。(3:00くらいからを観てください)
これだ!と思いました。
長期戦に構える、こんな時こそファンと会話をする。
世の中には、頭の良い人がどんどん素晴らしいサービスを作っていて、それはこれまで出来なかったことを可能にして素晴らしい未来を作ってくれています。
このキッチハイクさんととトレタさんが仕掛けている「勝手に応援プロジェクト」は私の悩みをクリアにしてくれたどころか「このビックウェーブ、乗らないわけにはいかない!」と急にアドレナリンを出っ放しの状態にさせてくれました。
どうやら私が知った時は既にいくつかメディアに取り上げられていた頃でしたから、少し気がつくのが遅かったのかもしれません・・・がそんなの関係ありません。やるべきことが見つかった私は早速行動に移ることにしました
都知事の会見で感じたのは、これまでどうせ行くならココで、応援したいお店を選んでいたけど、いよいよそれも難しくなってきたと感じた事。そうなると大好きなお店にはキッチハイクさんのサービスを導入して欲しいと今強く思ってる。まず4軒。
— sanchasanpo (@sanchasanpo) March 26, 2020
なんば@_na_m_ba_ https://t.co/Fr6WDpBLWO
キッチハイクさんのツイートに、したたかに便乗することにした私はしっかりリプライを通じて幾つかのお店を応援したいと書き込みました。そしてその他にもこの前兆を作るためストーリーズにもpost。
タベロヤさん、味とめさん、なんばさん、くし頌さん、とこしえさんなどをまずはキッチハイクさんのページでプロジェクト発足していただけないかと考えました。そしてもしお店に賛同いただけたらこれをきっかけに他のお店についても言及していこうと考えました。(なぜこの店舗なのかということについてはここでは言及いたしませんが、決して排他的な理由ではありません、誤解があったらすみません)
応援したいお店を、こんなにたくさん教えてくれてありがとうもぐ!このあとDMで連絡するので、くわしいお話を聞かせてもらえたらうれしいもぐ✨
— もぐもぐ@KitchHike(キッチハイク) (@KitchHike) March 26, 2020
返答キタ!
こうしてやり取りが開始し、その後DMで会話が始まりました。
この中でインスタグラムやTwitterでコミュニケーションできるところは三茶散歩がまず一報を入れ、そのほかの店舗さんにはキッチハイクさんからご連絡いただくように分担することにしました。(キッチハイクさんありがとう!)
そうしてついに「勝手に応援 くし頌さん」ページがローンチ
三茶散歩としてできる事を考え、懇意にさせて頂いてるくし頌さんと会話しプロジェクトページを立ち上げました!これで「行かずにお店を応援」でき期間内に実際来店すれば応援金額相当の食事ができます! まだ動きます!#勝手に応援 #想像力で世界を救え #三茶 @KitchHike
— sanchasanpo (@sanchasanpo) April 1, 2020
https://t.co/5BhCXMP9ow
くし頌さんから連絡をいただいた時は、非常に嬉しかったです。何が嬉しいってやはり、こうした遠隔で(店舗に訪れなくても)応援ができるからです。
しかもこれはただの寄付ではなく、未来の来店予約。今回応援消費した金額は期間内であれば、自分たち(お客さん側)が来店時に利用することができます。なんて素敵なサービスなんでしょう。
いい方を選ばず言えば「どうせまた行く店」です。その「また行く」が今できることでお店側は今の売り上げになる。私は正直言ってこんな素敵なサービスは三軒茶屋全体に広まってほしいし、多くの飲食店が今このサービスを導入して欲しいなと思います。導入タイミングがもし今までなかったのならば、今まさにそのタイミングだとも思います。
それから、お店に応援購入する以外にもお客さん側としてもできることはあります。いつも通われてるお店がオンラインに馴染みのない古き良き飲食店であれば、ぜひこの記事を大好きなお店に紹介してあげて下さい。そしてもし話が進んでプロジェクトを立ち上げるに至れば、その際は是非応援購入してあげて欲しいと思っています。
消費から投票へ。自分の時間コストをどこに捧ぐかで人生の豊かさは変わる
物質的・量的に衰退しながら、精神的・質的な豊かさを高めていく。これが日本の今後の大きな指針になると思うのですが、どうしても「量的衰退」を認めようとしない人が多いのですよ。「衰退ではなく成熟と言うべき」とかね。旧日本軍が「全滅」と言わずに「玉砕」と言いたがるのと似てるなあ、と。
— 山口周 (@shu_yamaguchi) April 1, 2020
経済は今後も不安定な状況が続きそうな雰囲気です。飲食店に限らずどこもこのままだと、昨対増どころか、今日どう稼いで行くかということすらままならない状況です。
そのために事業側は常に新規顧客を開拓し続けることから、自分たちを惚れてくれる高い熱量を持った顧客を維持することへと今まで以上にシフトチェンジする必要もあるかもしれません。
きっと、そうした顧客は「他にもあるけど、ここがいいんだよね」という価値観をもってくれてまた訪れてくれるし、新しい顧客も連れてくるはずです。
どこへ言ってもおいしい料理に出会える時代、昔とは違い、人は少なく、モノを持っていて、情報取得に困ることがないマスがニッチな現代。もしかしたら昔のように昨対増し続けるスケール論から、今いるお客さんをどれだけ長く大切にして行くか(してきたか)に気づくきっかけだったのかもしれません。
ということで最後にノリノリで歌唱するジャミロクワイのジェイ・ケイさんよりデヴィッド・ボウイの『レッツ・ダンス』の替え歌『ロックダウン』の歌唱動画をお送ります。
みんな、いまは家にいよう!
これを機に、コロナ対策と環境理解を高めるために「THREE TEA GO.」でUN BRIEF WITH COVID19 SAVE THE WORLD Tシャツを作りました。
この売り上げの一部を、くし頌さんなどの#勝手に応援 の購入に当てていきたいとも思っています!是非応援よろしくお願いします!