こんにちは、三茶散歩です。
三軒茶屋のヒトモノコトをいろいろお伝えしています。
さて今日は世田谷区三宿にある「グリーンディスプレイ」さんが取り組んでる「オチャノキプロジェクト」のポップアップスペースにお邪魔させて頂きました。
パートナー募集はこちら:日本全国に眠っている植物や休耕地を再活用するパートナーを募集!(オチャノキプロジェクト)
三宿発、植物を通じて人と自然が共創する空間を生み出す地企業
グリーンディスプレイさんは三宿の地から20年、都内企業の社員食堂、ロビー、ホテルエントランスやモール施設など、人々が集う場所に植物を用いた環境演出を提案している世田谷を代表する企業さん。
都市生活に心地よさを築いてゆくには、植物のある空間はとても大切ですし、今はESGに対する考え方が急速に浸透し始め、グリーンディスプレイさんのような、事業と環境が直結した企業がとても存在価値を高めています。
中でもこの「オチャノキプロジェクト」は非常に時代を象徴する取り組み。それを6年前からスタートされています。
不要になった植物に息を吹き返させる「オチャノキプロジェクト」
ー大塚さん 今、日本には伸び切ったオチャノキ休耕地が年々増えています。ただそのオチャノキは再利用可能な植物資源でもあり、植物を扱う企業として、再活用しながら同時に休耕地を生き返られせることが出来ないか?と思い、このプロジェクトを立ち上げました。
ー大塚さん 都市で見るグリーンニングにオチャノキを普及させてゆくことで植物のエネルギーを感じて頂くこと、そして生み出した利益で、休耕地や里山で新しい活動をしている人に再投資し、最終的には地域循環や活性化に繋げていきたいと考えています。
ー大塚さん 今ではまっさらになった土地に栗の木を植え、生活を立て直していったり、今後は苔(コケ)などを栽培する環境を展開していきたいと考えています。
ー大塚さん 両方ともご年配の方には重労働にならないし、苔は空間デザインの活用に大いに期待できるので地域循環や活性化には力を発揮できると思います。
オチャノキは、これからESG貢献できる環境素材になる
持続可能という概念を超え、リジェネレーション。ただ状態を維持する事以上に、再生・新生という再び作り直している状態をもとに戻してゆくプロジェクト。非常にESGを本質的に捉えた取り組みだと思いました。
もともとお茶はツバキ科の植物だそうで、お茶の実からオイルを採取しスキンケアに活用することもできるそう。
更には植物のエネルギーを活用し電気を作り出す取り組みも行われています。冬のイルミネーションや災害時に街にオチャノキがあれば活用できそうです。
そして今回6周年を期に、オチャノキに限らず植物や休耕地の再活用に向けて一緒に活動してくださる生産地や自治体、企業の方を募集されるそうです。
パートナー募集はこちら:日本全国に眠っている植物や休耕地を再活用するパートナーを募集!(オチャノキプロジェクト)オチャノキのその可能性は高く、これからどんどんグリーンディスプレイを目指す企業が増える、そんな時代の予感がしました。
企業情報
株式会社グリーンディスプレイ 及び東京本社ショールーム 東京本社:東京都世田谷区三宿2-15-14 池尻大橋駅から徒歩10分自然と共生するグリーンデザイン ニューノーマル時代に求められる持続可能な「人と自然が共生する空間」をショールームにて展示いたします。植物を用いて人の心に作用する良質な空間を提供するグリーンディスプレイが人も植物も心地よい空間をつくりました。オチャノキを実際にご覧いただくことができます。月曜〜金曜 10:00〜17:00(土日祝除く)