もう桜が咲いちゃうんじゃないかっていうくらい季節外れに温かい土曜日から一点、小雨のパラつく日曜日の午前。
「今日の天気はお客さんの足が遠のきそうだし、昨日の天気だったら・・」と自分がイベント担当者だったら思うだろうなぁ、なんて勝手な妄想をしながら、楽しみにしていたドムドムのポップアップストアに向かいました。
そして、開店30分後の11時30分頃に、池尻大橋の駅の近くにある今回の会場「BPM」に到着。
あれ、、、
ちょっと待って、、、
めちゃめちゃ混んでる!!!!
今回は3つのメニューから選べました。ドムドムといえば、一風変わったハンバーガーですが、久しぶりに食べる今回は、あえて一番スタンダードなビッグドムトマト&チーズのセットにしました。
満席の店内は、お子さんを連れた家族やカップルなど様々で、初めてドムドムを食べる人や、久しぶりの人などが混じり合い「お好み焼きが、そのまま入ってるんだけど!ウマッ!」、「たまご焼きバーガーの優しい味懐かしい〜」といった声が聞こえ、とても賑わっていました。
待つこと数分、注文したハンバーガーを女性スタッフの人が届けてくれました。
「お待たせしましたー!ビッグドム トマト&チーズバーガーです。雨の中ありがとうございます。どうぞゆっくりお召し上がりください」
楽しみにしていたハンバーガーは、とてもジューシーなのにふんわりと軽い食感であっという間に目の前から消えていきました。(2個頼めば良かった。。。)
それにしてもさっきのハンバーガー運んでくれた人どこかで見た気がする・・・
「!!!」
ハンバーガーを運んでくれたのは、ドムドムハンバーガーの社長さんでした。
今回のポップアップストア企画に関して、TABILABOの「ドムドムの逆襲」という記事を読んでいたんですが、そこで取り上げられていて見覚えがありました。
サーブだけでなく、お客さんに「いかがですか?」と声をかけながら接客もされてました。
少しでもお話がしたいと思い、全ての商品売り切れになって落ち着いたタイミングを待ち、ご挨拶。すると「インスタグラム見ましたよ!ありがとうございます」と三茶散歩のインスタのストーリーズを見てくだっていたようでした(嬉しい)。
「50周年の今年は、既存の店舗はもちろん、こういったイベントなどでもお客様に直接楽しんでもらう機会を作っていきたい」と藤崎社長は笑顔でお話してくださいました。
ほんの少しの滞在でしたが、お客さんの楽しそうな様子やストア内の活気を感じる中で、ドムドムハンバーガーはチェーンだけど愛されている理由がわかったような気がしました。
優れたモノが溢れる現代、それはハンバーガーも同じで、美味しいハンバーガーは沢山あります。三軒茶屋や三宿、池尻大橋にも美味しいハンバーガー屋さんがありますよね。
でも、そんな中で50年間続く「お客さんに楽しんでもらいたい」という想いが、ちゃんとファンに伝わっているからこそ愛されているだと感じました。
楽しんでもらうというのは、きっと「ユニークなハンバーガーがある面白さだけではない何か」がきっとあるんだろうなと。これからもその「何か」を感じるために、ドムドムハンバーガーに注目していきたいと思います。