こんにちは三茶散歩です。
今日は世田谷区民ニュースさんへ取材させて頂いたときの内容をお届けしようと思います。
世田谷区民ニュースは、実は世田谷だけではなく、目黒区、港区をはじめとした東京都23区、横浜市18区、川崎市7区と合わせて48区の地域情報を提供されている地域密着メディア「区民ニュース」が母体です。
今回取材させて頂いたのは、その区民ニュースさんが、飲食店経営の方々が利用料無料でクーポン機能を開始できるサービスを実装されたということで、その意図、狙いをお伺いしてみたいと思ったからです。
そしてそこには地域の熱量を日々お届けする区民ニュースさんだからこそ感じる視点が存在している事がわかりました。
区民ニュースは、なぜクーポン機能をスタートさせたのか?
区民ニュースは代表の髙木さん、エンジニアの内田さんを中心に運営され「狭域メディア」として各区ことの情報をお届けされています。実は三茶散歩も世田谷区民ニュースさんに記事を掲載いただいたこともあったります。
今日はそのお二人にお話をお伺いすることができました。
ー早速ですが、今回クーポン機能を実装されたということなのですが、その経緯をお伺いしてもよろしいですか?
髙木:はい是非。まずきっかけはやはりコロナです。もう一年経とうとしてますが、あの頃から連日ニュースでは多くの感染者数を報道し、幾度となく緊急事態宣言が発動され、私達の生活スタイルはガラリと変わりました。
ーたしかにそうですね。
髙木:連日各区民ニュースでは区内のニュースをまとめて配信しておりましたが、ある時期から地元の名店の閉店情報が増加していく日々。そんな現状に心を痛めておりました。
地域の狭域メディアとして立ち上げた「区民ニュース」が何か皆様にとって有益なサービスを提供出来ないか。我々が店舗経営の方々に喜んで頂けるにはどのような方法が一番喜ばれるのか、ずっと模索していました。
そんな中、有名なニュース配信サイトを常々チェックしていたのですが、そこには必ずと言っていい程クーポンコーナーがあります。
ーあ、知ってます!スマートニュースさんとが、Yahoo!さんなどでGETできるクーポンですよね
髙木:そうそう、それです。皆さん使ってらっしゃいますよね。ただ、なんというかどのニュースサイトも同じ様なチェーン店やコンビニのものがおおくて、地元店舗など、地域に関連が深い飲食店などのクーポンなんかあればもっといいのになあと思っていたんです。
そんなある日、たまたまある方から某ニュース配信サイトの広告費用に関する内部資料を見せて頂いたところその金額に驚きました。
これじゃチェーン店しかクーポン配信出来ない。逆転の発想で生まれた地域密着クーポン。
ー聞いたことあります。数十万では出稿できない金額ですよね。
内田:そうなんですよ。個人経営されてる方は、まあまずもって出稿できないですよね。もうクーポン貧乏になっちゃう(笑)。となると、コロナ明けの日本経済がどうなるのか正直なところ不明瞭な中、区民ニュースという媒体が、地域活性化のお役に立てるのはどういうサービスなのか?ってことの答えがここにあるように感じたんです。
ー区民ニュースの出番ですね。
内田:出番ですね(笑)。区民の皆様で作る狭域メディアというコンセプトで髙木が立ち上げたのですが、まさに今そのコンセプトを実行すべき時が来たなと。
髙木:ですね。そこで第一弾として「登録簡単!クーポン券配信機能!」このサービスを始めました。
内田:いよっ!
内田:飲食店は勿論、小売やサービス業の個人、法人の地元の皆様にアピールして頂く為に手軽に登録するだけでクーポン券を発行して集客ツールとしてご利用頂けるシステムを開発致しました。
またこのクーポン配信機能はTwitterで拡散して頂くとクジ引きが出来、クーポンのグレードがアップするという面白い機能がついていますのでSNSをフル活用して頂ければ更に多くの方々にアピール出来る仕組みになっています。
こちらは世田谷区用賀駅にあるおにぎりやOnさん↓
また世田谷以外に目黒区の店舗や板橋区の方に利用されています
髙木:狭域メディアだからこそ、身軽にいろんなことを提供できる強さが私達にはあります。三茶散歩さんもそうでだと思っています。大手メディアでは伝えないような内容を届けることができるし、広くより深く奥行きを伝えられてる。
ーおっしゃるとおりです。
髙木:私達も同じ気持ちです。商圏は住む場所から限られている範囲である場合が多いものです。だから細かいところに手が届くような貢献の仕方が区民ニュースには合うと思っていますし、それがミッションだと思っています。クーポン機能自体は無料で利用できます。機能利用料はありません。是非この機会に区民ニュースのクーポン配信機能をご利用下さい。
内田:2021年6月末迄キャンペーンとして無料登録出来ます。多くの地元密着系の中小企業、個人店の皆様にご利用頂き、地域活性の必要ツールとして楽しみながらフル活用して頂ければ幸いです。
ー今日はありがとうございました。